鋳造方法

砂型F1造型及び自動造型、ロストワックス、シェルスタック等、お客様の製品やご要望に最適な鋳造方案を提案致します。材質も、FC、FCD、ステンレス、アルミ、黄銅に対応出来ます。

ロストワックス

ロストワックス

ワックス(ロウ)で原型を作り周りを固めた後、加熱によって中のワックスを溶かし出して除去し、その空洞に溶けた金属を流し込む製法です。
精密機器、産業機器、医療・介護などの幅広い産業に採用されています。高い寸法精度と鋳肌の美しさが特徴です。

  • ロストワックス
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F1

F1

F1鋳造は、プレート型鋳造の一種で、プレート状の木型で上型・下型共に造形できる鋳造法です。
プレート型鋳造はコストパフォーマンスに優れた鋳造法であり、小回りが利くこと、小ロット生産が可能なことが強みです。

  • F1
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シェルスタック

シェルスタック

精密鋳造法のひとつで、鋳型が貝殻状になることからこう呼ばれています。
砂型を使用した鋳物に比べて、寸法精度が高く、同一形状の鋳物の大量生産に適しています。シェル状の鋳型の為、通気性が良く、鋳物の不良も生じにくいです。

  • シェルスタック
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フラン鋳造

フラン鋳造

フラン樹脂の入った硬化剤を接着剤として適切な割合で砂に混ぜることで、フラン砂型を作成します。フラン造型は主に複雑で大型の鋳物の製造に適しています。

  • フラン鋳造
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自動造型機

自動造型機

注湯ワーカーのスキルに頼ることなく、造型枠のセットから砂込め、搬送までを自動で行うことで品質の安定化を図ります。

  • 自動造型機
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機械加工

旋盤、フライス、ボール盤、CNC機械等、製品の加工度や数量に応じて、機械加工を得意とするベトナムローカル協力メーカーのネットワークから、適切な加工方法を提案致します。

CNC

CNC

CNC機械加工は、数値制御装置(CNC)を使用して自動的に加工する方法です。
CAD / CAM設計サービス会社で作成された設計仕様をCNCマシンが従うことができる方向に変換し、CNCマシンが自動的に穴あけ加工を行います。

フライス盤

フライス盤

フライス盤機械加工は、金属や木材などの加工物を固定し、回転する切削工具を工作物に向けて垂直に下ろすことで加工を行います。
フライス盤に取り付ける切削工具を換えれば、正面フライス削りや溝削り、エンドミル削り、穴あけなど、さまざまな加工が可能です。

ボール盤

ボール盤

ボール盤機械加工は、台状のテーブルに穴あけ加工する素材を固定し、回転する主軸の先端に取り付けたドリルやリーマを回転させ、主軸を素材に近づけて穴あけ加工を行います。

塗装

粉体エポキシ、カチオン、溶剤塗装がございます。鋳造工程と塗装工程を別工場で行う場合は、鋳造工場からの出荷と塗装工場での受入検査を弊社のスタッフが徹底管理しています。

エポキシ

エポキシ

粉体塗装はパウダーとも呼ばれる、粉末状の塗料を用いる塗装のことです。
細かく粉砕して粉状にした塗料(粉体塗料)を、塗装対象物に直接付着させ、高温で溶かしてから、乾燥させて固めることで塗膜を形成します。加熱して固化させることで塗膜を形成することから、焼付塗装の一種でもあります。

カチオン

カチオン

カチオン塗装は、電気化学的に陽イオン性の塗料を金属製品に吸着させる方法です。
電気分解によって陽イオン性の塗料が金属製品表面に吸着し、高密着で均一な膜厚を形成します。自動車部品や家電製品などに使用されることが多く、高い防食性能が求められる場合に適しています。

溶剤

溶剤

溶剤塗装の特徴は種類が豊富にあることです。多種多様な被塗物に合った塗装方法を選択でき、かつ他に比べ低コストで塗装できるというメリットもあります。

最終組み立てと梱包

お客様のご要望通りに、製品の最終組み立てや梱包までの対応が可能です。最終完成品へ必要な取説、副資材もベトナム国内で調達可能です。

組み立て

組み立て1

組み立て方法には、ボルト結合、溶接結合、接着剤結合、圧入結合等の組み立て方法を用いて製品を完成させます。

組み立て

組み立て2

本体と蓋のボルトでの組み立て、チェーン等の取り付けを行います。

組み立て

組み立て3

製品の完成度を高めるためには、使用する製品や用途に応じて適切な組み立て方法を選択することが大切です。