近代工業化における鋳物技術の進化と歴史を解説。戦後の自動車産業の発展に伴い、アルミダイカスト技術がどのように進化し、重要な役割を果たしたかを紹介。
鋳物技術の進化と近代工業化への影響
近代工業化の波は、鍋や釜といった日用品としての鋳物を、時代遅れのものとして追いやってゆきます。
その一方で、近代の金属鋳造技術は大きな進歩を遂げます。
古代から続く砂や蝋を型材に使う技法とは大きく異なり、金属の型にアルミニウムなどの素材を機械的に高圧で流し込み、大量に精密部品をつくるアルミダイカストも、鋳物の一つです。
日本では、第二次大戦期に主に軍用航空機エンジンの需要を中心にピークに達しましたが、敗戦でこの用途は壊滅します。

アルミダイカスト技術の発展と自動車産業への貢献
戦後は、まずカメラ、家庭電器用といった民間用途で需要が復活します。そして1960年代に入ると、自動車産業が発展するに従い、急激な需要の拡大と進歩を見せます。エンジンの主要構成部品であるエンジンブロック、クランクケース、ミッションケースなどにはこの技術が使われています。
現在の日本の全産業のアルミダイカスト需要の中で、自動車の比率は約9割と言われています。

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