鋳物事業の沿革(後編)

鋳物事業の沿革 神栄の鋳物

中国からの鋳物調達を撤退し、タイ・ベトナムを新たな生産拠点とする「CHINA+ONE」戦略への転換を紹介。​
現地での品質向上への取り組みと成果を詳述しています。

中国からの撤退

中国の急速な経済成長によるモータリゼーションがきっかけで、当社は中国での鋳物製品の受託生産撤退を余儀なくされました。

これが切っ掛けとなり、当社は中国以外の国への生産委託を増やすCHINA+ONEを考え始めました。

中国との取引

『CHINA+ONE』への歩み

中国仕入れからの撤退後、2014年からインドネシア、フィリピン、マレーシア、ベトナムなどの東南アジア周辺で 新たな仕入れ先の開拓を開始しました。
東南アジア周辺での開拓作業の過程では、中国の技術力の高さや、 リーズナブルなコスト、柔軟な生産対応力に対抗できる仕入れ先がなかなか見つかりませんでしたが、その一方で、中国は環境問題や、時には政治的な要因で、中国を補完する仕入れ先の確保をお求めのお客様も一定数おられることが分かりました。

仕入先開拓の結果、当社の連絡事務所もあるベトナムを調達拠点として、 ベトナム北部のローカルの鋳物メーカー3社を手始めに、生産委託先にすることとして取引を開始しました。

中国仕入撤退の経験から、貿易のノウハウや実務に加え、鋳物の現場での生産管理や知識、体制、機能 により深く入り込んでいくことで、もっとお客様から評価して頂けると考えました。
こうして、タイ・ベトナムを仕入拠点とする『CHINA+ONEの鋳物調達』への取り組みがスタートしました。

china+one

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神栄株式会社は、ベトナム・タイのローカル協力工場から鋳物及び金属製品を輸入販売しております。
ベトナムから8年以上、タイからは約40年以上の輸入実績があり、豊富な経験を持つスタッフを多数有しています。
リスクヘッジとコストダウンとして、ベトナム・タイからの調達をご検討頂きますようお願いいたします。

今後も現地スタッフと連携し、引き続き貿易、生産、コスト低減、リスクヘッジなど、鋳物CHINA+ONEでお客様により良いサービスを提供できるように、努力をしていきたいと思いますので、是非、タイ、ベトナムにお越しの際は、現場の視察に足を運んで頂ければ幸いです!

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